|
「A.R.T.(Association of Road racing Teams)」は、全日本ロードレースの興行化( プロ化) に伴い、レース運営のみならずレースの盛り上げや観客動員増加に対してプロモーションという観点からもチームとして発言できる場を定期的に設け、様々な事項をチームの観点から改善を図っていくことを主な目的に、1999年に設立されました。その後、全日本ロードレース選手権を取り巻く環境は変化し、全日本選手権はコンストラクターやプライベートチームを中心とするレースとして、メーカーは参加者をサポートする役割を担っていただく体制にシフトしてきました。しかし、それにより激しいバトルが見られるモーターサイクルスポーツの魅力がやや薄れてしまった感もあり、シリーズの活性化やプロモーションも有効に機能していないと思われます。
そこで、A.R.T. としては従来のプロ化・興行化を推進するため、2005 年から手始めにピット・パドックの改革に着手しました。さらに、2007 年以降は、MFJ ロードレースをはじめプロモーション委員会や全日本選手権主催者、A.R.T. など関わるすべての人々が、それぞれの立場を超えて「全日本ロードレース選手権のあるべき姿」を目指し、JSB1000 クラスを国内最高峰ロードレースのメインクラスと位置付けて、同クラスを中心とした全日本ロードレース選手権シリーズ運営を行なう新たな体制作りを行ないました。この改革により、全日本ロードレース選手権に関わる人すべてが、目標とそれに向かう気持ちを一つにして、レースの活性化、チームの地位向上、モーターサイクルスポーツの認知度向上に向けて前進していきたいと考えています。
A.R.T. としては、全日本選手権への年間出場チームを中心に、すべての会員がこれから全日本選手権へ参戦してくるチームに対しての模範あるいは目標となるように、国内最高峰選手権に相応しい言動を行う必要があると考えています。また、チーム( 会員) の意見を集約し、MFJ ロードレース委員会や同全日本プロモーション委員会との話し合いの場において提案・協力できる唯一の組織であるA.R.T. の重要性もますます高まる中で、MFJ や施設などをはじめとする関係者と協力しながら、全日本選手権に相応しい環境や運営方法を創り上げていくことで、全日本選手権を少しでもより良い方向へと変えていきたいと考えています。 |